平屋は実際のところ売却しにくい!?

2022年08月15日

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平屋は実際のところ売却しにくい!?その理由やメリットデメリットとは?

 

平屋を売却しようと検討しているものの、通常の戸建てよりも売却しにくいのではないかと、不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、平屋は2階建ての一般的な戸建てに比べ、買い手が見つかりにくいといわれています。
そこで本記事では、平屋が売れにくい理由を平屋のメリットデメリットや上手に売却する方法とともに解説します。

 

平屋は実際売却しづらい?売れにくいといわれる理由とは?

1階建て住宅である平屋は、家族の人数が多い家庭にとって不向きな構造です。
そのため、お子さんの人数が多かったり3世代以上が同居していたりする家庭では、はじめから平屋に住む選択肢を持っていないケースが多くあります。
また、あえて平屋を希望する方には、立地や間取りなどの至る所に細かいこだわりを持っている方も多いため、内覧までこぎつけられたとしても、購入まであと一歩のところで終わってしまうことが珍しくありません。
しかしその一方で、生活のすべてが1階で完結できる平屋は、足腰が弱ったお年寄りなどにとって非常に暮らしやすい物件であり、少子高齢化社会が進む昨今、そのニーズは高まりつつあります。

 

実際に売却する際に知っておきたい平屋のメリットとデメリットは?

上記でも触れたように、平屋は生活のすべてが1階で完結します。
上下移動が不要であるため、コンパクトで効率的な生活導線を実現でき、掃除や片付け、重い布団干しなどの家事が随分と楽にできます。
また、家事をしながらでもお子さんの様子を把握しやすいうえ、小さなお子さんが誤って階段から転落してしまう危険性もありません。
平屋は高齢者だけではなく子育て世代の家庭にとっても、暮らしやすい最適な物件です。
ただしデメリットとして、外部からの視線が届きやすくプライバシーの確保が難しいことが挙げられます。
さらに、家族全員が1階のみで生活するため、家族同士でもプライベート空間が曖昧になってしまうのです。
また、1階にすべての部屋が集まる平屋は、必然的に1階の窓が多くなるため、空き巣に狙われやすい傾向にあります。
念には念を入れて防犯対策を実施しましょう。

 

実際に売却しにくいとされる平屋を上手に売る方法とは?

平屋に限ったことではありませんが、物件を売却する際は内観外観ともになるべくきれいな状態にすることがポイントです。
塗装の剥がれや壁紙の汚れなどがある場合は、リフォームしてから売却するのも1つの手です。
また、立地の良さや平屋ならではのメリットは最大限アピールしましょう。
ただし、築20年~25年が経過した木造住宅は価値がほとんどない状態です。
そのため、物件の状態によっては、建物を解体し更地にしたほうが売却しやすいケースも多くあります。
不動産会社ともよく相談しながら、ベストな方法を選択してください。

 

まとめ

通常の戸建てに比べ売却しにくいとされる平屋ですが、近年ではそのニーズが高まりつつあり、平屋に絞って物件を探されている方も少なくありません。
方法さえ工夫すれば、通常の戸建てと同様に売却できます。
不動産会社と協力しあいながら、ベストな方法でスムーズな売却を目指してください。


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