不動産購入で親子リレーローンについて

2022年11月30日

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不動産購入で親子リレーローンを利用するメリットやデメリットとは?

 

不動産を購入する際に利用する住宅ローンですが、年齢や収入によっては少額しか借り入れできない場合もあります。
そのようなときに利用できるのが「親子リレーローン」と呼ばれるローンです。
親子リレーローンは、自身が高齢で借入額が少ない場合や、子どもの住宅購入を支援したい方に向いています。
今回は、そんな親子リレーローンについてメリット・デメリットなど解説します。

 

不動産を購入する際に利用できる親子リレーローンとは?

親子リレーローンとは、金融機関によっては親子リレー返済と呼ばれることもあるローンで、二世代に渡って1つのローンを返済する方法です。
初めの数年は親がローンを返済し、たとえば親が定年退職した後は子どもがローンの返済を引き継ぎます。
似たようなローンにペアローンというものもありますが、親子リレーローンは1つのローンを2人で返済するのに対し、ペアローンはそれぞれがローンを借り入れて返済するシステムです。
親子リレーローンの利用の流れとしては、まず親子リレーローンを取り扱っている金融機関に申込をして審査を受けます。
そして審査にとおったら、ローンの契約、融資実行といった流れで進みます。

 

不動産購入時に親子リレーローンを利用するメリット・デメリット

親子リレーローンを利用するメリットは、親が高齢で返済期間を確保できず少額しか借り入れできない場合や、自分1人の収入ではローンを借り入れできない場合でも、協力して返済することでローンを利用できることです。
2人で借り入れすることで、1人のときの借入額よりも多くの額を借り入れすることができます。
また、親子どちらにも住宅ローンの控除が適用されるのもメリットです。
一方で、親子リレーローンを利用することでデメリットもあります。
一般的な住宅ローンとは異なり、親子リレーローンの利用時に団信に加入するのは子どもだけの場合が多く、親が亡くなるなど返済が不可能になった際、親の債務を子どもが引き継がなければなりません。
そのほか、親がローンを返済している期間中であっても、子どもは連帯保証人になるため、他のローンの審査がとおりにくくなるほか、契約内容の変更時に贈与税がかかる可能性があるなどのデメリットもあります。

 

まとめ

親子リレーローンとは、親と子で1つのローンの返済を引き継ぐ方法をいいます。
収入が少なかったり高齢だったりする場合でも、借り入れができるメリットがある一方で、親は団信に入れないため、親の債務を子が負担しなければならないなどのデメリットもあります。
利用時にはよく話し合い、検討することが大切です。


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