もしかして傾いている?

2022年01月01日

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もしかして傾いている?傾きが気になる戸建ての売却方法や価格への影響

 

よく欠陥住宅として「ビー玉を床に置くと勝手に転がる家」、すなわち傾いている家が紹介されますよね。
そういった傾きが気になって売却を検討する人や、その他の事情で売却を検討しているものの、傾いている家でも売却できるのかお悩みに人もいるのではないでしょうか。
まずは、自分の家がどのくらい傾いているのか知ることが大切です。
そこで今回は、家の傾きの調査方法や売却方法、売却価格への影響について解説します。

 

戸建ての傾きの売却価格への影響は場所によって異なる

「家の傾き」といっても床が傾いていることもあれば、基礎から土台ごと傾いている場合もあり、傾きの度合いはさまざまです。
どの部分が傾いているかによって、修繕費用も異なるため、売却価格への影響も変わってきます。
たとえば、床の土台のみの腐食によって傾いている場合は、最小限の補修で傾きがなくなる可能性が高いため売却価格への影響も少なく、相場に対して約100万円安くなるくらいで留められるでしょう。
一方で、基礎そのものの沈下によって家が傾いている場合は、工事費用が高く、基礎自体を改良しなければなりません。
そのため、相場よりも500万円ほど低い価格で売却しなければならない可能性も考えられます。
どちらにせよ、通常の売却価格の相場よりは低くなることを覚悟しておきましょう。

 

売却の際にも気になる戸建ての傾きの調べ方

売却する前に、実際どの程度傾いているのか調べることも大切です。
簡易的な方法としては、水平器を利用して傾きを知る方法があります。
一般的なビー玉を使用する方法は、誤差が生じる可能性が高いためおすすめできません。
傾いていると判明した場合は、ホームインスペクションを依頼することで傾きを数値で把握することができます。
ホームインスペクションは、家の専門家が専門器具や知識を用いて家の状態を調べてくれるため、売却前に依頼するのがおすすめです。
数値とは関係なく生活に不具合が生じる傾きは、事前提示をしていない場合、瑕疵に該当することもあるため、きちんと不動産会社に伝えましょう。

 

状態別!傾きのある戸建ての売却方法

現状のまま売却
ただし、現状のまま売却する場合は、傾きの修繕費用は買主負担となるため、相場よりも安い価格で売却することになります。

リフォームや解体工事をして売却
状態が悪い場合はリフォームをしてから売却、または解体して更地として販売することもあります。

不動産会社による買取
買い手が付きにくい場合、相場よりも低価格になりますが買取してもらうことも検討しましょう。

 

まとめ

傾いている家を売却したい場合、まずは傾きの度合いを調べましょう。
その後、現状販売するのか解体するのか、不動産会社に相談することが大切です。


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