住宅ローンが払えないとどうなる!?

2021年02月05日

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憧れのマイホームを買う際、多くの人が住宅ローンを活用するのではないでしょうか。
しかし、予期せぬ事態が起きて住宅ローンが急に支払えなくなる可能性もあります。
滞納が続くことは家計にも精神にも負担をかけますよね。
住宅ローンが払えなくなって滞納をしてしまった場合の解決方法について解説していきます。

 

住宅ローンが払えない!滞納してしまったらどうなる?

住宅ローンが返済できない事態が起こると、まずは金融機関に滞納の事実が記載されます。
さらに長期間未払いが続くと、事故情報として記載されてしまいます。
こうなるとその後の影響は大きく、新たに大きな買い物をする際にローンが組みづらくなったり、クレジットカードを作れなくなったりするのです。
遅れて返済したあとも情報は5年間以上記載され続けるので、細心の注意を払う必要があります。
しかし、1回未払いが起きただけで劇的にマイナスの影響が発生するというわけではありません。
しっかりと金融機関へ連絡をして、事情を伝えて支払い時期について相談しましょう。
未払いのあとに金融機関からの電話を無視するなど不誠実な対応をとると、事態は悪化し続けます。
また、遅れて支払う際には延滞損害金というものが発生します。
年利10%近い利率がかかってくるため、払えない金額になる前にできるだけ早く振り込むようにしましょう。

 

住宅ローンが払えないときの解決方法はどうなる!?

本当に返済額が払えない事態に陥ってしまった場合はどうなるのでしょうか。
ここでは「競売」という解決方法を確認していきます。
まず滞納が始まってから2~3カ月のうちは、督促状が届いたり、電話によって請求が続いたりします。
それでも払えない場合、「代位弁済通知書」が届き、分割の権利を失い一括返済を求められます。
さらに3カ月程度未払いが続くと、裁判所が競売に向けて動き始めます。
裁判官と不動産鑑定士によって物件が見定められ、価格や明け渡し時期が決められ、競売にかけられる流れとなります。
このような事態を避けるためには、督促状が届いた時点で早めに応じるのが解決方法です。
自力での返済が難しい場合、事態が大きくなる前に専門家に相談しましょう。

 

まとめ

住宅ローンの返済が滞った結果どうなるのかということについて解説しました。
金額の大きい返済になるため、ローンを組む段階で計画的に考えることが重要です。
どうしても払えない事態に陥りそうなときは、できるだけ早く対処しましょう。
住宅ローンの滞納は、対応が遅れるほど解決方法が複雑になっていきます。
知識をつけておき、不測の事態に備えておくことは大切です。


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