築浅の家を売却するとき

2021年01月20日

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一生住むつもりで購入したマイホームも時として手放さなければならなくなることがあります。
新築間もない家を売却するのは辛い決断でしょう。
万が一そういった状況になった場合、少しでも高く売却したいと思うのは当然のことです。
築浅の物件を高く売却するにはいくつかのポイントがあります。

 

築浅の家を売却する方法について

築浅の物件を売却するには、まず仲介してくれる不動産会社を探します。
築浅の物件の多くは、まだローンの大半が残っています。
残債額に近い金額で売りたいと思うのは当然のことです。
しかしながら、新築間もない物件であっても、1日でも人が住めば中古物件になってしまいます。
物件の査定は複数社に依頼しましょう。
仲介業者が決まったら、できれば内覧までに転居します。
内覧のときになるべく売る側の生活感が出ないようにするのがコツです。
内覧までに引越しをするのが難しくても、内覧用の写真や掃除は、できればプロに依頼します。
築浅物件は、新築に近い状態に戻しやすいのがメリットです。
プロの手を借りて、できるだけ新しい状態に近づけます。
また、新居用に誂えた調度品はそのまま残しておくのも高額売却の方法のひとつです。
すぐに生活が始められる状態で引き渡しができるのも築浅物件のメリットと言えるでしょう。
残念ながら、気づかないでいた瑕疵がある場合もあります。
売却前に物件の検査をして瑕疵がないことを証明するのも賢明な方法です。

 

築浅の家を売りに出すときの売却理由について

新築に近い状態であればあるほど、購入希望者が「なぜこの家を手放すのだろう」と疑問に思うのは自然なことです。
明快な理由が得られなければ、物件に瑕疵があるのではないかと疑われても仕方ありません。
売却理由は率直に答えるようにしましょう。
よくある理由が、転勤や転職、失業、介護のための引越し、離婚などです。
近隣とのトラブルも築浅物件の売却理由にはよくみられます。
これらの個人的に思われる理由は、瑕疵のない家を手放す理由としては納得のいくものです。
地盤の問題や騒音などがある場合は、きちんと伝えておかなければなりません。
売る側には「契約不適合責任」があります。
いわゆる瑕疵担保責任です。
物件の価値が下がりそうな理由を伝えないでいると賠償問題になってしまうことがあるのです。
また、瑕疵のなかには心理的なものも含まれています。
対象物件の中で亡くなった人がいたときも必ず伝えなければなりません。
仲介業者としっかり打ち合わせて、築浅の優良物件を手放す理由は率直に伝えておきましょう。

 

まとめ

それぞれ理由はあってもやっと手に入れたマイホームを手放すのは寂しいものです。
とくに築浅の家を売るのは苦渋の決断でしょう。
ローンの大半が残っている場合も多いので、物件を高く売りたいという思いも切実です。
築浅の家を売りに出す場合は不動産会社に任せきりにするのではなく、しっかり相談・打合せをして、物件の魅力がきちんと買い手側に伝わるようにしましょう。
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